『宇宙ビジネス研究会 AB Labさん』とアジア紙加工研究会の“コラボ勉強会”（オンライン）を開催しました。

当日は夜の時間にもかかわらず、20名以上の皆さまにご参加いただきました。

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

「宇宙×紙」のイノベーションが生まれるキッカケとなる、熱いディスカッションが繰り広げられました。

気がつけば、時間は深夜の23時！

 

異業種で、しかも普段接することの少ない、宇宙業界の話しを聞くことが出来て、大変刺激になりました。

 

宇宙は真空状態（“超真空”と呼ぶ）で、温度変化はあるが湿度の変化はゼロ。

そのような状態で、紙はどう変化するのか？

 ちなみに、プラスチックは、ガスが出るのでNGとのことです。

 

また、宇宙空間は常に放射線を浴びるので、紙が放射線を浴びたらどうなるの？という、これまで考えたことのなかった質問も有りました。

 

ちなみに、上記のような宇宙空間で、素材がどう変化するのかを試験してくれる機関も紹介してもらいました。

 

【SEESE テストサポート】

https://seese.jp/testing/search

 

皆さんの製品が宇宙で使えるかどうかを調べたり、超真空状態でどうなるのか、をテストしてもらうだけでも話題になりそうです。

 

また、金属は衝撃を与えるとパキッと折れてしまうが、紙はしなるので、使えるかも？！という意見も出ました。

最近、木製の人工衛星が開発されたらしく、紙製の人工衛星も開発可能では？！というアイデアまで出ました。

 

宇宙のお困りごと（課題）をまとめた、JAXAのサイトが有りますので、次回のコラボ勉強会は、宇宙のお困りごとから、紙で解決できることを

ディスカッションできると面白いと思っています。

 

【宇宙の課題をまとめたサイト】

https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/projects/think-space-life/

 

今後もアジ研では皆さまのお役に立てる勉強会やセミナーを企画していきたいと思います。引き続き、お付き合い頂けると嬉しいです。